テレビで紹介されたファリネの口コミ情報

私が手汗ファリネを購入までにいたった話

「あれ?このプリント、なんか湿ってない?」
それは高校時代に、友人の家に数人で集まり定期試験の勉強をしている時でした。

 

先輩に借りた去年の問題と、試験後に配られた模範解答を皆で教えあったり、ノートに解いたりしている途中で、誰かがプリントが濡れていることに気が付いたのです。
「え、なんで?!」「もしかして誰かの汗?」「どれだけ必死に解いているの?(笑)」
ちょうど、勉強への集中も切れる時間だったのでしょう。

 

 

皆は口々にプリントの湿り具合について騒ぎ始めました。
「え、そう言われると他のプリントも湿ってない?」
「やだーーーー。気持ち悪い。」

 

 

私は、思わず手を引っ込めました。
そして、皆に見えないようにTシャツの背中側の裾で、
手のひらをしっとり濡らしている汗をぬぐいました。

 

 

心臓があまりにもドキドキし過ぎて、
周りの友人にまで聞こえてしまうのではないかと心配でした。

 

結局その後、
プリントを湿らせた犯人は、コップに付いていた水滴ではないかという結論に落ち着きました。
友人の1人がコップの水滴について言い出すまで、私は気が気でありませんでした。
そして、その後の勉強も全く頭に入りませんでした。

 

 

自分の手から流れる汗の量の異常さに最初に気が付いたのは、中学生の頃でした。
最初は夏だから、暑いから、汗の量が多いのだと思っていました。

 

しかし、何度もハンカチでぬぐわなければ、
まともにシャープペンシルも握れないほど汗をかくのです。

 

いつも湿った手で持つからか、
教科書もふやけたようにクネクネになってしまっています。

 

 

これはおかしいと、お母さんに訴えたところ、思い切り笑い飛ばされました。
「夏だもん。汗かくでしょ。若くて代謝がいいからだよ。」

 

 

それならば姉に、と話しをしてみましたが、母と同じように全く相手にしてもらえませんでした。「汗かきやすい体質なんじゃない?お父さんと一緒でしょ。」の一言で終わりです。

 

 

そうなのです。私の父はものすごい汗っかきなのです。
小学生の頃、姉と2人で汗を理由にお父さんをからかっていました。
「お父さんとは手を繋ぎたくない。ジメジメしてるもん。」

 

その頃は、まさか自分も同じ悩みを抱えることになるとは夢にも思っていませんでした。
母と姉に悩みを受け流されてしまい、私は自分の手汗についてインターネットで調べました。

 

大量に汗をかくことに関しては、“多汗症”という症状が見つかりました。
これは、手や足、脇などに大量の発汗が起きる症状を言います。

 

全人口の1~3%がこの症状を持っているそうです。
そして、多汗症の中でも、手のひら限定で日常生活に支障を及ぼすほど発汗してしまう症状については、“手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)”と表記されていました。

 

「これに違いないっ!!」私は、すぐに確信しました。
しかし、その後の説明文を読み、絶望的な気持ちになりました。

 

手掌多汗症の原因は解明しておらず、
決定的な治療法は存在しないとのことでした。

 

治療法については、手術や心身療法、薬物療法などが挙げられてはいました。
ただ、手術はもちろん高額ですし、代償性発汗をほぼ100%おこります。
心身療法も薬物療法も継続的な治療になります。

 

手のひらの汗なんて全く気にしていない母の了承を得られる訳がありません。
しかも、手術しても完全には治らない例も掲載されていました。
さらに、手が乾燥するようになる等、副作用の不安もあるようでした。

 

自分の異常な手汗に気が付いてから、私の毎日は変わりました。
いつも、自分の手の汗の異常さに誰かが気付かないか心配でたまりません。

 

 

プリントの湿り気に気が付かれないだろうか。
汗が飛び散って、誰かに当たってしまったらどうしよう。

 

ふいに誰かに手を掴まれて、この湿った感触を知られてしまったらどうしよう。
学校でもバイト先でも、そんな事をいつも考えています。
常にハンドタオルは欠かせません。
高校の時に初めて付き合った彼氏にも、
とうとう手汗の悩みを打ち明けられませんでした。

 

もちろん手を繋ぐことなんて出来ません。嫌われることが怖かったのです。
大好きだったのに、それ以上仲を進展させることが出来ず、自然消滅してしまいました。

 

そんな彼と大学時代に再開した時に、
私が手を繋ぐことを頑なに拒むのが嫌だったと打ち明けられました。

 

 

手汗の悩みなんて何も無かった頃に戻りたい。
中学生から大学4年の現在まで、私はずっと同じことを願い続けてきました。
ある日、同じように手汗の悩みを抱えている人のブログで、ある商品が紹介されていました。

 

 

まるでルースパウダーのような見た目がオシャレな手汗専用の制汗剤“ファリネ”です。
少し気になったのですが、すぐにwebページを閉じました。
私は、制汗剤を信用していません。

 

手汗の悩みを抱えてから、何十種類の制汗剤を実際に使用してきました。
スプレータイプ、クリームタイプ、もちろんパウダータイプも試してきました。
しかし、どれ1つとして効果を実感できたものは有りませんでした。

 

それどころか、皮膚が荒れてボロボロになってしまいました。
しかも、このファリネは通常の制汗剤と比較するとかなり高額でした。
効果の無いものに、こんな金額払うなんてバカらしい。
また期待して、失敗して、悲しい思いをしたくない。

 

 

これ以上傷つかなくていい。心の中で繰り返しました。
ある日、大学から帰宅すると、私の部屋のイスに姉が座っていました。
「勝手に人の部屋に入らないでよ。」私は苛立ちを隠さずに言いました。

 

私にとって自分の部屋は聖域でした。
手汗を気にせず、本を読める。
ノートの紙がふやけていても気にしなくていい。

 

シャープペンシルについた汗をこまめに拭きとる必要もない。
そんな状態を人に見られたくないので、部屋に入られるのは嫌なのです。

 

「サキ(私)、中学から変わったよね。なんか暗くなった。」

 

姉の無神経な言葉にますます怒りが募りました。
「は?!なんなの。早く出ていって。」―あんたに何が分かるの。

 

私の苦労なんて知らないくせに。
「いつまでいじけてんの?ずっと手汗を気にして生きていくの?」

 

 

姉は語気を強めて言いました。
普段はおちゃらけてばかりの姉ですが、芯が強く自分の意見をまげないのです。

 

「・・・・。関係ないでしょ。」
「勝手に不機嫌になってないで、相談してよ。お母さん、あんたにずっと気を使ってんだよ。分かってんの?」「関係ないって言ってるでしょ!」

 

 

私は無理やり姉を部屋から追い出し、
ドアの鍵を掛けました。ショックでした。

 

何も知らないくせに!頭の中で姉を罵る言葉を叫び続けました。

 

 

翌日、帰宅した私の机の上には数枚のA4用紙が置いてありました。
Webサイトの内容をプリントアウトしたもののようです。

 

それは、私が先日ブログで見つけた“ファリネ”についての商品説明でした。
その横には姉直筆のメモも置いてありました。

 

『サキへ。昨日はごめん!でも何とかしたくて。
とりあえず、サキの悩みを軽く出来る方法がないか調べたら、コレが見つかりました。
ちょっと高いけど、返金保障も有るし。
効果が無ければ、次を探せばいいだけ。
まずはやってみよう!今より改善できる方法を2人で探そう!』

 

姉は黙っていたけれど、ずっと私を心配していたのだと、この時に初めて知りました。

 

私は一歩踏み出せました。

 

正直に言うと、その時は“ファリネ”にそこまで期待していませんでした。
それでも、姉の気持ちが嬉しくて、「チャレンジしてみよう。」そんな気持ちになりました。
返金保障が有ることも安心して試せると思った理由の1つでした。

 

ファリを手に付けていく